新歓ブログ⑧

こんにちは。一年の山路です。

今回の目的は新歓ということなのですが、自分は高校で最高代だった時に新歓活動を盛大に失敗して部員ゼロという狭間の代を生み出した経験があるため、若干トラウマになっています。今思い出しても、教室に新歓で声をかけようとして押しかけた結果、柔道着姿のデブに浴びせられた心ない罵詈雑言や、見せ物小屋で奇異なものを見るかの如く謎の盛り上がりを見せた中学一年生のリアクションを思い出すと身震いします。ここ東大ではそんな失敗を繰り返さない様、しっかりと柔道部の魅力を伝えて行きたいところです。受験が終わり、一年分遅れた流行を取り戻す為鬼滅の刃でも読み漁っているであろう新入生の方々には、せっかくこのブログまでたどり着いたのならば、是非とも竈門炭治郎の心の様に暖かく澄んだ気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。

東大柔道部において、他所の柔道部と一線を画し圧倒的に魅力的なところは、素人でも十分活躍の場があるという点です。柔道では、相手が経験者で立ち技が得意な場合、やはり未経験者は簡単に投げられてしまいます。そのため小学校など若いうちから柔道を始めた方が有利なのは確かですし、大学から始めるには敷居が高い、怖いなどといった印象を抱くかもしれません。しかし東大柔道部の活動では寝技がとても重視され、寝技の技術に集中すれば素人から始めても4年間で経験者に劣らず競り合う、うまくいけば勝る実力まで達することが期待できます。また寝技は未経験者におすすめなのに加え、柔道だけでなくブラジリアン柔術のテクニックなどを取り入れることで、柔道経験者でも今まで以上に奥深い世界に触れられることは間違い無いでしょう。

 

他大学と比較した東大柔道部の魅力は伝わったと思うので、ここからは東大の中でも特に柔道部を選ぶべき、いや選ばなくてはならない理由を紹介できたらと思います。この点に関してはやはり、部全体としての雰囲気に尽きると思います。これから新生活を迎える人の中には、地方出身だったりして知り合いが少なく不安を抱えている人が多くいると思います。男子比率の高さが問題になっている東大において、特に男子校出身者や、勉強に熱中するあまり女子との会話方法を忘れた男子は多く存在するはずです。そんな人がいきなりイケイケの男子と女子しかいないキラキラしたサークルの門戸を叩くのは恐怖以外の何者でもありません。ここで無理にデビューしても無駄に心を痛めつけるだけだと自分は思います。そんな中、現役柔道部員の男子比率は東大全体の比率を優に超えます。僕の代で言えば、まさかの(自明の?)100%です。100が悪い数字な訳ないですよね。テストだったら満点、フリーザだったら超サイヤ人に覚醒した悟空と対等に戦えるムキムキ状態です。この様な環境に身を置けば、新生活に浮き足立つ新入生も、文武両道で勉強に武道に研鑽を積んで、波長のあった素晴らしい友人に囲まれたキャンパスライフを過ごせること間違いなしです。ここまで書きましたが、OBには女子柔道部員として活躍された人もいらっしゃるので、もし女子で参加したい人がいてもアットホームな雰囲気で歓迎されるでしょう。とにかく、男子でも女子でも、安心して無理なく自分の生活の中心に据えることができる部は柔道部一択です。入部を検討せざるを得ませんね。

 

劇場版鬼滅の刃無限列車編は、日本歴代一位の興行収入を記録しました。これに乗じて最初の導入でささやかな鬼滅ネタを挟んだことにより、柔道部が東大内の全鬼滅ファンの心を掴んだことは間違い無く、入部希望者は溢れかえることが予想できるのですが、もし鬼滅ファンでは無いという方でも、僕のブログを見て柔道部に興味を持った方、無限柔道編な生活を送りたいという方は是非新歓に顔を出していただけると嬉しいです。これでもし今年新歓がうまくいかなかったならば、全部鬼滅の刃のせいですね。大した流行ではなかったのだなと諦めることにします。長々と駄文を失礼しました。

新入部員自己紹介 山路琉月

初めまして。山路琉月と申します。よく名前が珍しいと言われますが、実は昨年歌舞伎町でメンヘラっぽい女性に刺された時の写真が流出して有名になったホストの名前と漢字が一緒です。ホストの方は”るな”と読むらしいですが、自分は硬派なのでそのまま”りゅうげつ”です。性格に加え170cm 81kgの所謂ちびデブな体型なので、ホストの様な人間とは程遠いはずなのですが、まさかの名前被りには不思議な縁を感じます。

出身は麻布学園という中高一貫校です。知っている方もいるかもしれませんが、麻布は校則がなく、私服登校で髪を染めたりできるなど自由な校風で有名です。小学校卒業時で既に165cm 90kgの巨漢であった自分は、恵まれた体躯を生かすべく中学から柔道を始めました。(現在の身長体重を思うと、早熟なだけでそこまで体格に恵まれていなかったことに気づき悲しく思っています。)麻布柔道部は、その麻布特有の空気のためか、180cm100kgの強面顧問が部員にいじられるという異質でゆるふわな雰囲気を醸し出していました。怒声が響き根性論が横行する柔道部のイメージとは裏腹に、上下関係も緩く後輩に舐められる毎日でしたが、愉快な部員と優しい顧問に恵まれた素晴らしい環境だったと思います。自分は髪も染めず授業にちゃんと出席し定期テストも頑張るタイプの人間で麻布らしさは微塵もないのに、隙あらば麻布自慢をしてしまうのは知り合い自慢をする人の様な感じで悪い癖ですね。

東大受験を決めてから、競技への未練に加え、東大柔道部という響きへの憧れが受験の密かな原動力になっていたため、入部は以前から決心していました。体力は全くと言っていいほどなく、コロナ騒動で練習できないのも相まってついていけるのか不安しかないですが、初志貫徹してチームに貢献できる様頑張りたいと思っています。駄文が長くなってしまいましたがこれで終わりです。次は灘高校出身の岡本にバトンタッチします。