連投します。寺田です。
先日行われました東京学生柔道優勝大会についてお知らせ致します。
各選手の詳細については、後ほど赤門柔道のサイトにアップされます。
・一回戦:対 明星大学 【勝ち】
先鋒津留が、初戦の緊張からか有効を2つ先取されるものの、その後内股から抑えて
合わせ技一本勝ち。次鋒以降も危なげなく一本勝ちを重ね、6-1で勝利。
・2回戦:対 帝京大学 【負け】
昨年と同じく、一部校の帝京大学との対戦。本校の各選手においては
戦い方の方針の見える戦いぶりを披露し、寝業で攻勢を見せるなど
淡白な試合は無かったものの、地力の差はいかんともし難く、
去年と同じく0-7で完敗。敗者復活戦に望みを繋げます。
次鋒で出場した3年生清水が180cm、100kgの強豪選手
(この選手は、強豪國學院大學の選手に引き分け)に対し、
再三、デラヒーバガードから寝業でしぶとい試合展開をしたのは
本校の選手も大いに見習うべきものでした。
・敗者復活戦一回戦:対 東京学芸大学 【勝ち】
次鋒の金田一が豪快な一本背負い投げで一本勝ちをし、先制するものの
五将、中堅、三将(筆者)と連続で失点してしまい、悪い流れとなってしまうが、
副将光武が得意の袖釣込み腰で投げてから抑え込み、見事一本勝ち。
大将は、不戦勝となり、結果3-3の内容で本校が勝利。
悪い流れに呑まれず、自分の得意技で素早く勝利した光武の活躍が光りました。
・敗者復活戦2回戦(最終戦):対 日本文化大学 【勝ち】
最後の試合の相手は、日本文化大学。大型選手もおり、油断できない
相手。ここで勝利すれば、東京都ベスト20となり、9月の体重別個人戦で
14人の選手を出場させることができます。
先鋒中野、次鋒金田一が危なげなく一本勝ちで、幸先良く2点先制。
五将は山村、対するは175cm、120kgの巨漢。序盤、山村がかけつぶれた所で
抑え込まれかけるが何とか逃げ、その後は、組み手と肩車でしぶとく粘り引き分け。
中堅で一本を取り返されるものの、三将、副将と連続で一本勝ち。
最後、大将の2年林が素早く相手のバックを奪い、送り襟絞めの一本勝ちで締めました。
終わってみれば、5つの一本勝ちで5-1で快勝。この日最後の試合を勝利で飾りました。
・試合全体を通して
東京学芸大との試合では、筆者が失点を喫してしまい、流れを悪くして
しまいましたが、他の選手がしっかりカバーしてくれました。全体的に、3年生以下の
選手の地力の向上がしっかりと見られたように思います。一部校との対戦ではまだまだ
地力の差はありますが、それ以外の試合で各選手が素早く一本勝ちをし、余裕を持って
勝利できるようになったのは、日頃の練習(投げからの素早い抑え込みやバックを取って
からの攻め)の成果であると感じております。
課題も沢山見つかりましたが、七大戦に向けて良い流れを作れた試合であったと
思います。
私自身と致しましては、非常に悔やまれる試合ぶりを展開してしまい、
チームに迷惑をかけてしまいましたので、
七大戦ではしっかり挽回したいと思います。
応援に来て下さったOBの皆さま、誠にありがとうございました。