新選監挨拶+親知らず抜歯記①

お久しぶりです。髙木です。

本年度、選手監督を務めさせていただくことになりましたので、簡単に挨拶をさせていただきます。

僕は、選手監督とは、選手(特に後輩)一人一人が成長する道標を示す役職だと思っています。僕は選手として順風満帆ではなく、自分の形を模索し見つけるまでに長い時間をかけ、更にそこから形をブラッシュアップさせて目標を見定めるまでにも長い時間がかかりました。その経験から、伸び悩んだときにどうするか、技術が迷走したときにどう考えるか、そう言った考え方のコツみたいなものは人一倍分かっているつもりです。

モチベーションを保ちにくい時代ですね。でも、山口も言ってたけど、今出来ることを確りやるしかないです。来年の七帝戦すら不透明だけど、辛いときは初心に戻って、「柔道をしたい」「柔道を楽しむ」という思いを胸に、お互い頑張っていきましょう。
今まで象徴的なものでそれらしい機能をしなかった選監ですが、今年はそれなりに回していきたいと思っています。
これ以上のアツく鬱陶しい想いは、赤柔に載せます。気が向いたら見てください。

ここまでが選監としての挨拶です。今から、親知らずを2本同時に抜いたという、そこそこ話題性のある話をします。

最初に、僕がエピソードトークをする上で意識していることが3つあります。
1. 多少副詞を誇張すること(事実は改竄しない)
2. 全ては語らないこと
3. 蘊蓄を混ぜ込むこと

というわけで、以下の抜歯記はこの方向性で書かれています。

顎の骨格が発達していない現代人の場合、親知らずは正常に生えないことも多いです。僕の親知らずもそうでした。
親知らずの生え方の分類で有名なものに、Archer(1975)とKruger(1984)のものがあります。この分類に基づくと、僕の左下の親知らずはHorizontal(水平)・右下の親知らずはMesioangular(近心傾斜)でした。要するに、左下は真横を向いていて、右下は傾いて神経に近かったわけです。嫌ですねぇ。

行きつけの歯医者さんだと手に負えないということで、総合病院の歯科口腔外科を紹介されました。
僕には、親知らずを抜く上で障害となるあらゆる条件が揃っていました。難抜歯例であり、顎の骨格が太くて麻酔が効きにくいこと、大昔乳歯の抜歯で麻酔がまるで効かず歯科恐怖症なこと、極め付けは嘔吐反射が強く伝達麻酔を打ちにくいこと、…
尤も、僕のは歯根が曲がったりはしてなかったので、外来でまず抜けないような超難抜歯ではなかったですが、色々なことを考えて、紹介状を貰った時点で、僕は2本の同時抜歯を考えていました。

麻酔効くかなぁ?2本同時だと辛いのかなぁ?すぐ抜けるかなぁ?いくらかかるの?色々な想いが錯綜する中、口腔外科へ。

先生は気さくな人でした。僕の不安を取っ払ってくれるテンポのいい話っぷりでした。麻酔を効かせる方法は「信じる」ことだそうです。どうとしても麻酔を効かせてくれると仰っていて、多少不安が緩和しました。
ただ、コロナの影響で、事前に看護師と話した感じだと、普通に外来で抜歯した場合、手術できるのは数ヶ月後らしいんですね。結構待たされるなぁ。実験と被ったらどうしよう…

まあ、手術は数ヶ月後かな、とタカを括っていたところ、「来週抜いちゃう?」という先生の一言で、僕の入院は突如決まりました。どうもたまたまベッドが空いていたようで、入院なら一気に抜けるようです。

正直、迷ったのと、驚きはあったのですが、早く抜きたかったので、抜くことにしました。急遽決まったので、筋トレのサイクルが崩れてしまったのですが、まあもう一回立て直せばいいでしょう。

ところで、2本同時に抜く場合、精神的肉体的な負担などを考えて、通常の局所麻酔よりも強力な麻酔が使われるそうです。場合によっては全身麻酔が使われることもあります。僕の場合、全身麻酔は使わず、静脈内鎮静法という方法を用いて抜歯しました。簡単に言うと、寝る直前のウトウト状態のまま歯を抜く方法です。ただし、全身麻酔と違ってそれ自体に麻酔の効果はないため、局所麻酔も併用されます。
局所麻酔には、通常の麻酔(浸潤麻酔)に加えて、伝達麻酔というものが使われます。これは、神経の通っている管(下顎孔)に近い位置に麻酔をすることで、下顎全体に麻酔を効かせる方法です。骨格が頑丈な下顎は麻酔が効きにくいので、特に親知らずの抜歯ではこの方法が取られることが多いです。

そんなこんなで手術の説明を受け、僕の抜歯が決まったのでした。


字数が増え過ぎたので、今回はここまで。
また気が向いたら続きを書きます。まだ抜いてすらないですが。まあ、今ちょうど顎が腫れてる真っ只中なので、ひと段落してから書きたいというのもあります。

取り敢えず、先が見えない時代ですが、それは皆同じです。今出来ることを精一杯やっていきましょう。
1年間よろしくお願いします。

髙木 雄太

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