近況報告

こんにちは、気づけば3年になってしまっていた福島です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。僕は風呂に入らなすぎて膝からキノコが生えてしまいました。また、全身が薄っすらとコケに覆われてしまいました。医者には行ったものの『これはもう西洋医学では治せない。奈良の山に行ってくれ。』と言われまして、先週、新幹線で奈良に行ってまいりました。そこで医者に案内された通り山に入っていくと、霊場とか言って松の林の中にそこだけ岩が台のようになって開けた場所があるんです。医者に言われた通りそこに横たわり、言われた通りに

奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき

と、(最近なので春だったのですが)諳んじておりますと、美しい雌鹿がスーッと山を降りてきまして、僕の体をついばみ始めました。そこからどういうわけかウットリと眠くなってしまいまして、くすぐったいような感覚を夢の中で味わいながら微睡んでおりました。フ、と気がつきますと、もう鹿はいなくなっていて体のキノコやコケは綺麗さっぱり無くなっていたのでした。
鹿というのは春に角が生えて秋に落ちるのです。弥生時代の人々はそれをイネの成長のサイクルと同一視して鹿を盛んに信仰したようで、鹿が描かれた土器がたくさん出土しています。

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さて、たまには部員の近況でも報告しましょうか。2年の菅野は体をやわらかくしようとヨガに励んでいるそうです。1日20時間の瞑想の甲斐あり丹田のチャクラにエネルギーを集中させることが得意になり、ついに『臍で茶を沸かす』ことに成功したと喜んでいます。一つ前のブログでもある通り3/27は花見だったのですが、このとき皆で一服したのは菅野が臍で沸かしたお茶でした。とても美味しく頂きました。ありがとう。

3年の多くはキャンパス移動に伴って寮を出て一人暮らしを始めました。なかでも中村はアパートの風呂でうなぎを養殖しているそうです。今年は冬季オリンピックが行われましたが中でもカーリングは大人気の競技となりまして、今までのテレビ放送と比較して、視聴率がうなぎ登りになったそうです。さて、このカーリングの視聴率がうなぎ登りになった際、視聴率うなぎ登りのうなぎを捕まえてきたのが中村が養殖しているうなぎだそうです。大変めでたいですね。しかし、残念ながら最近は餌のコストがかさんで殆ど儲けは出ていないそうです。ちなみに餌ですが、最近暑くなってきたのでうなぎが熱中症にならないよう、夏バテ予防に効果がある ひつまぶし を与えているそうです。

4年の柴田先輩は毎日ラブレターを書いているそうです。それも名前を書かないラブレターを何通も書いているらしいのです。どうしてそんなことをするんですか、と聞いたところ『毎朝早くに近隣の中学校に行って適当な下駄箱に放り込んで来るんだ。みんなにはもっと素敵な恋をして欲しいから。』とおっしゃっていました。爽やかな春の日に、朝日が差し込む玄関で、下駄箱から名前の無いラブレターを取り出して頬を赤くした中学生の姿が目に浮かびます。これをきっかけに自信をつけ、積極的になり、素敵な恋をして欲しいですね。さて、恋といえば最近は部内でも素敵な恋が推奨され、冬休みの練習では午前に柔道をして午後は素敵な恋の練習をしていました。皆とても強くなりました。

恋、と書いたら、あと、書けなくなった。

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僕のアパートの向かいの家にとても優しそうな夫婦が住んでいます。四季の花が植えられた小さくて美しい庭に、毎朝、奥さんがにこやかに水をまいています。その奥さんのお腹が最近どんどん膨らんできまして、赤ちゃんができたのだな、と思った僕は、酸いものが食べたかろうと、向かいの家のポストにレモンを入れるようになりました。近所の八百屋で一番上等なレモンを買ってきてはまだ奥さんが水をまく前にポストに入れていたのです。これは向かいの夫婦には気付かれていない、僕からのささやかな親切だと思ってやっておりました。しかし、先日家に帰りますと、アパートの郵便受けにジップロックに入った肉じゃがが入っているのです。そんな親切をされる理由は向かいの夫婦以外心当たりがありませんので、ああ、秘密の親切だったつもりが気付かれてしまっていたのだな、と照れくさく思いながら、肉じゃがを頂きました。今までで二番目に美味しい肉じゃがでした。ちなみに一番はセブンプレミアムのレトルトの肉じゃがです。

どんどん長くなってきてしまいました。自分は文章をまとめる能力が低く、読みやすくかつ長い文章を書こうとすると上手く書ける可能性は限りなく0に近づいていくため、これで終わりにします。

ちなみに、読みやすくかつ長い文章を上手く書ける可能性が限りなく0に近づくというのは、文章の長さを文字数によって定義するとき、文字数がn∈ℕの読みやすい文章を上手く書ける確率をp_nとすると、任意の正数ε∈ℝに対して、ある自然数N∈ℕでn≧Nならば|p_n|<εが成り立つようなものが常に存在するということです。

桜が散って、椿は落ちて、躑躅が満開になりました。紫陽花が咲く頃にまたお会いしましょう。

以上