寝技研鑽会

こんにちは。一年生の松本拓大です。初めての投稿ですので、先ず自己紹介をさせていただきます。出身は白陵高校で、中高時代は剣道をやっておりましたが、大学では素手でやる格闘技をやりたく思い、また『北の海』『七帝柔道記』等の高専柔道、七帝柔道についての本を読み、寝技に興味を持ったので入部しました。入部以来『北の海』中の「練習量がすべてを決定する柔道」という言葉を心の支えとして稽古に臨んでおります。

さて、先日三日間にわたり京都大学主催の寝技研鑽会に行って参りました。先程申しました通り、私は寝技に深い興味を持っておりまして、この研鑽会は、自分の今まで学んできたことの通用するか否か、他大は如何なる技術を用いるのか、等を実感し、また自分の知らざる技術、稽古法を学ぶ場として恰好の場であります。私はかの研鑽会の訪れるのをずっと待ち望んでいたのであります。

研鑽会の内容は、立姿勢からの帯取返、正対下からの腕挫膝固返、浅野返、仁木返、山本返、前三角締、亀に対する横三角締、正対上からの片足担、割込、足払等であります。三日とも、講習後に七大乱取が行われました。

具体的に自分の感じたこと、学んだこと、これからの課題として発見したこと等を申しますと、先ず、私は送襟締以外には攻めの技術を毫も持ち合わせていないことが挙げられます。例えば、相手の投げ技を躱して亀に対し送襟締を狙うといった方法ならば攻めることが出来るのですが、自分が正対下になっているときに相手を引付けて返す、自分が正対上になっているときに相手の足を超えて就ち固技に移行する、といった技術は、知ってはおりますが未熟ゆえ使えないのであります。そこで、私のこれからの課題は正対下からの仁木返、浅野返、帯取返、正対上からの割込、足払等の研究と習得でありましょう。また、寝技に移行する前に投技を喰らってしまっては元も子もありませんので、人並みに立技を身につけることも目標といたします。

然し自信を持てた部分も少しながらあります。正対下から足を利かせて超えられることなく引分ける場面も結構ありました。尤も、これは相手も一年生であった場合も多かったという面もあります。また亀に対する送襟締により何人か取ることが出来ました。これを機に絞技の研究をして武器にしようかという気持も起りました。

最後に、余談でありますが、冒頭に申しました通り私はかつて剣道をやっておりまして、剣道の格言に「懸待一致」というものがありますが、「懸」は攻めを、「待」は守りを指し、就ち「攻める中にも守る心を、守る中にも攻める心を持つ」の謂であります。寝技を学ぶ中で、正対上に攻められている正対下が、守りだけに徹するのではなく帯取返などにより攻めにも転ずる、といったことにも通ずる所があるな、などと思った次第でありました。

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