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「柔道はもう嫌だ」?

4年生でOBの清水です。

 

「知恵と勇気があれば、大きなものも変えて行ける」

バルセロナオリンピック銀メダリストの溝口紀子さんが、柔道の魅力として、こんなことをおっしゃっていました。

知恵と勇気があれば、大きな人に勝つことができるし、大きな問題にも立ち向かって行ける、という意味だと思います。

 

新入生を勧誘していると、たまに「柔道はもう嫌だ」と言う経験者がいます。

高校時代、よほどきつい練習をしていたのかもしれませんし、練習環境がとても理不尽だったのかもしれません(そういう噂を聞いたことがあります)。

でも、そんな人こそ東大柔道部に入りませんか?

 

この間、名古屋で全国柔道事故被害者の会主催のシンポジウムに参加してきました。

これは社会学、医学、工学など様々な分野の専門家を招いて、柔道事故について検証し、事故防止に役立てる、というもので、大変勉強になりました。

決して「被害者が被害を訴え、柔道をできなくしようとするもの」ではありませんでした。

むしろ「柔道が大好きだからこそ、安全対策を講じて柔道をより発展させていこう」というものでした。

 

現在、武道の必修化に伴い、柔道は危険だ、ということがさかんに報道されています。

しかし、それは安全対策の不備によるものであって、柔道は危険だからやるべきでない、というのは言いすぎだと思います。というのも、きちんと安全対策がなされている海外では、柔道事故はほとんど起こっていないからです。

 

知恵と勇気によって、大きなものを変えて行こう。

大好きな柔道をよりよいものにしていこう。

 

七帝柔道部(北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大の柔道部)はまさにそういうところだと思います。

知恵と勇気によって、数々の新技術を生み出してきました(世界チャンピオンに使用された技術もあります)。

参考:世界柔道選手権を制した秘技「柴山縦」

http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/booklet-gazette/bulletin/536/open/B-1-2.html

 

それ以外にも様々な形で、柔道の発展に貢献して来ました。

以前紹介した「柔道の安全指導」の作成に携わった東大柔道部OBの方々もそうですし、今回のシンポジウムにも参加されていた名古屋大学柔道部OBで師範の二村先生(全柔連医科学委員会副委員長・愛知県がんセンター総長)も、自らの得意分野を活かして、柔道の発展のために尽力されています。

 

現在の現役部員も、水分+塩分補給をきちんと指示したり、新入生には体力に配慮した指示を与えるなど、きちんと安全に配慮していて感心しました。

今後もより一層、安全に配慮していってもらいたいですし、僕もOBとして、より一層、安全な練習が行えるように力になりたいと思います。

 

「柔道はもう嫌だ」

そう思う人こそ、東大柔道部に入り、知恵と勇気で、柔道を「もっとやりたい」と思えるものに変えていきましょう。

東大柔道部は、それが可能な場所です。

 

追伸

法科大学院(早稲田)に合格しました。推薦状を書いてくださった松原先生、相談に乗ってくださった大作先輩、お話を聞かせてくださった和久利先輩、本当にありがとうございました。

どうやら同期達も順調に進路が決まっているようでよかったです。

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