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第二弾

4年でOBになりました清水です。

前回は話が一般論だったので、今回は七大戦に関して反省をしたいと思います。

今回の個人的な戦績は3戦3分。

引き分けるということに関しては役割を果たせましたが、不十分でした。

どの試合も後ろにつくことができたのに、取りきることができませんでした。

特に決勝では、最初からリードすることができれば、もしかしたら優勝できたかもしれません。

この原因について、後輩たちに考えてほしいのは「分け役になるためにどういう練習をすればいいか」ということです。

結論を言うと、僕はみんなとりあえず「取りに行く練習をすべきだ」と思います。

理由は3つあります。

1つ目は、そのほうが効果的だからです。大は小をかねるといいますが、取りに行く技術があれば、それを少しアレンジするだけで分けにいくことができると思います。体力的にも、取りに行く練習をしていたほうが、分けに行く練習をするよりも体力がつくと思います。そして、取りに行かなければならない場面で取れるようになるだけでなく、取る力があれば、それを警戒した相手はうかつに攻めることができずに、分けることにもつながると思います。

2つ目は、そのほうがやる気が出やすいからです。取りに行くとなると、得意技を決めてそれを徹底的に磨きます。「この技が上手くなりたい」という明確な目標があれば、それを中心に技術を構築したり、必要な筋肉を鍛えたりと、やる気が出やすいと思います。一方、引き分けるというのは、漠然としていて、なかなかやる気を出しにくいと思います。

3つ目は、そのほうがチームが強くなるからです。強い人が取れなかったとき、抱く感想はどうでしょうか。「取れなかったな」と思うことはあっても、無意識のうちに「でも自分のほうが強いから安心」と考えてしまっているのではないでしょうか。では、強い人が弱い人に取られてしまったとき、抱く感想はどうでしょうか。「やばい」と思うのではないでしょうか。取れないにしても、弱い人に攻められる時間が伸びることは、強い人にとって脅威となると思います。弱い人が強くなるだけでなく、弱い人につきあげられる形で強い人も強くなり、結果としてチーム全体が強くなることにつながるのではないでしょうか。

今回僕が取りきれなかった原因は、僕の柔道部生活における取組みに問題があったからだと思います。特に、3つ目の「チームを強くするために強い連中をとってやろう」という発想は、河野監督に指摘していただくまで気づきませんでした。結局、本格的に取りに行く練習ができたのは、せいぜい最後の半年ぐらいだったのではないでしょうか。

分け役になろうと思っている後輩も、とにかく「強いやつをとってやろう」という気持ちをもってください。「金田一と分けてやろう」ではなく「金田一を取ってやろう」という気持ちを持ってください。

何を得意技とするかは、非常に重要な問題なので、しっかりと先生や先輩に相談するようにしてください(技をころころ変えるのはよくないので)。

※なお「取りに行く」というのはまったくのノーガードを意味するのではありません。最低限の防御技術は必要です。

入部当初、石井、中野、光武、山村といった同期が強くて、敵う気がしませんでした(今も敵わないのですが)。1年生の七大戦のときから、境先輩に「レギュラーに入れよ」と言われていたのですが「僕がレギュラーに入るよりも、その4人が入ったほうがいいだろう」などと考えていました。実際、その当時も、そして現在も戦力的にはその通りだったのですが、先輩おっしゃっていたことはもっと深い意味だったのだと思います。

戦闘スタイル的に、いくら強くなっても7人制のレギュラーに入りにくい人がいるので、ひとくくりにして言うのは難しいですが、(特に弱い部類に入る)後輩たちには境先輩の言葉を、僕からもかけさせていただきます。

レギュラーに入れよ

部を動かせるのは、強い部員だけではありません。

弱い部員だって、弱いなりに努力することで強い部員をもっと強くすることができます。

そして、気が付いたら自分も強い部員となっていることでしょう。

 

最後にもう1つだけ。

柔道部でよく発言されるのは、現役時代に強かった方が多い気がします。

でも、僕は現役時代にあまり強くなかった方、試合で活躍できなかった方も、もっと発言していいのではないか、と思います。

なぜならば、成功体験だけでなく、失敗体験の分析も非常に重要だからです。

失敗は成功のもとです。

どうして上手くいかなかったか、ということを示すことは、後輩の成功につながると思います。

 

前回のブログと合わせて、大変な長文となってしまいました。

これだけの思い入れをもって打ち込むことができた東大柔道部は、先生・先輩方、父兄の皆様、同期や後輩たちをはじめとする、実に多くの方々に支えていただいてきました。

また、他大学の柔道部の存在も非常に大きかったです。特に他の七帝柔道部には、ライバルとして、負けたくないという思いがあったからこそ、きつい練習にも耐えることができました。そして、その七帝柔道部も、大勢の支えがあって成り立っているのだということを考えると、本当に多くの方々に支えていただいて、充実した柔道部生活を送れたんだな、とつくづく思います。

本当にありがとうございました。

これからはOBとして、微力ながら七帝柔道部を支えていきたいと思います。

後輩たちへ

これからしばらく法科大学院入試を突破すべく、勉強を頑張ります。

練習に顔を出せるようになったとしても、そんなにお金を持っていないので、せめて胸を貸せるように頑張ります。自分から口を出すことはほとんどしないつもりなので、何か質問があったらどんどん聞いてください。たぶん他の同期もそう考えていると思うので、後輩たちはどんどん質問してあげてください。

中野へ

優勝できなかったのは自分の責任といったけど、主将が中野じゃなかったら準優勝すらできなかったと思うよ。

それに、こんなに思い入れを持てるほど、充実した柔道部生活を送れたのは中野のおかげだよgood本当にありがとうsign03

同期たちへ

皆と同期で本当によかったsign03こんな変なやつときちんと付き合ってくれて本当にありがとうshine

とりあえず、1人最低1回はブログ書こうぜgood

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