【自己紹介】監督の岩永です

東京大学柔道部監督の岩永亮介です.まずは,監督の私から自己紹介をしていきたいと思います.

とは言っても「監督って何?」という疑問を持たれると思います.東大柔道部の監督の主な仕事は「試合のオーダーを決定する」ことです.試合のオーダーというのは,例えば7人戦であれば,30人近くいる部員の中から「誰を何番目に出すのか」を7人分決めたもので,試合の組み立てや選手のコンディションなどを考えて,その時その時で適切なオーダーを組んで行きます.私が監督に就任したのは2008年の6月でありまだ日が浅いので,十分なオーダーが組めるとは思いませんが,現役の選手とともに成長していきたいと思っています.

また,「オーダーを決める」ということは,普段の練習や合宿などにも関わっていくことが監督には求められます.我々は運動会(他大でいう体育会)の部活である以上,大学の看板を背負って試合に出場し勝利することが一番の目的です.そのために,どのような練習をしなければならないかを,師範や現役部員と話し合いながら決めていくのが普段の仕事ということになります.

さて,私は中学に入ってから柔道を始めて以来,高校,大学と続けて現在参段になります.現在は東京大学大学院情報理工学系研究科の修士課程に所属していますが,柔道の場合大学院生の出場できる試合というものはほとんどありませんので,今は自分の体を鍛えることよりも,現役の選手を強くする知恵をしぼることに注力しています.私が東大柔道部に入って,高校までの柔道と一番変わったところは「自分で考える」ということです.高校までは良くも悪くも先生の言う通りにやるものだと思いますが,東大での柔道はそれが全く通用しないところから始まりました.人間そういう状態に追い込まれると,一度すべてを解体してみてもう一度強くなるための方法論をくみ上げることを強いられるようで,私もそれまでの柔道とは大きく変わっていきました.自分の柔道を自分で考えるプロセスというのは,とても知的な作業でもありますがそれに必要な体力や技術も身につけねばならない点を考えると,それほど簡単な作業でないことはわかると思います.そんな貴重な経験をさせてもらいまた現在でも続けられているというのは,とても幸せなことだと考えています.

現役の部員にはこの「自分で考える」ということを,もっと意識的に徹底して行ってほしいと思います.高校までの経験者・未経験者に関わらず,自分の柔道を自分で考えることは全員に求められます.自分がやっていることは本当に効果的なのか,意味があるのか,もっといい方法があるのではないか,と常に考えて柔道をやることが,東大柔道部に求められていることだと思いますし,私の仕事はそれをやりやすい環境作りをしていくことだと思っています.

こんな東大柔道部に興味があるという人は,ぜひコンタクトを取ってください.我々の練習に参加して頂くことも出稽古させて頂くことも大歓迎ですし,大学であろうと高校であろうと実業団であろうと.どんな方々とでも練習をしたいと思っています.コンタクトの方法は,公式サイト「赤門柔道」の談話室や連絡先,さらにはこのブログのコメントなど,どんな手段でも構いません.私に直接連絡を取りたい場合は最下部のメールアドレスまでメールを頂ければと思います.もしも面倒なら,予定を見て頂いていきなり道場に来て頂いても構いません.

これからの柔道界がもっともっと盛り上がっていけるように,私たちも努力していきたいと思います.どうぞ,よろしくお願いいたします.

岩永亮介 ryosuke.iwanaga at gmail.com(atを@に変えて下さい)

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